シュクルリ リリース(その2)

こんばんはCOGMELです。前回に続き「シュクルリ」解説の続きをやっていこうと思います。

前回はこちら

6.ニッケルナイト・ウィスパーレディオ
旧タイトル「夜のささやき」。夕暮れの電波塔に続いて電波つながりです。最初はビルド(EDMでよくある盛り上げ部分)がたてぶえだったら面白いんじゃないかと思って作り始めたんですが、最終的にはいろんな展開を詰め込んだ凝り凝りの曲になりました。楽しくてモダンな夜の情景を感じていただければ。アピールポイントはヴォコーダー(機械がしゃべってるようなアレ)ですね。あれでしか出せないレトロフューチャーなニュアンスが好きです。

7.とても小さな砂の塔(電波塔についてpart2)

このアルバムのミックスをしているとき、「夕暮れの電波塔のラスト、もう少し何かやりたいなー」といじってたらほとんど新曲になってしまったので、独立させアルバムに追加しました。なのでpart2。歌詞の世界も似ていますが、「小さな砂の塔」とは何なのか、比較的カンタンに分かると思います。あれイライラしますよね(笑) そんなわけでアピールポイントは歌詞です。

8.あのこがきめた

旧題「ヨタカがきめた」。ツグミはあまり鳴かず、ヨタカは声が大きく、カケスは声真似をするといいます。これをマザーグースのように組み込みたかったので歌詞を最後に大きく変えました。タイトルは「あのこがきめた」ですが曲の中では「あのこにきめた」と言っているし「あのこ」と「あの子」もいる。いろいろ考えてみると楽しいかもしれません。アピールポイントは意外と手間がかかって苦労したリズム隊です。

9.夢は遠くから聞こえてくる

2019年のHAPPY UFO PARTYでかけていた、このアルバムで最も古い曲。シンプルですがほぼ当時のままアルバムに入れました。海の向こうを見ているイメージです。特に海が大好き!というわけでもないのに海に関する曲が多いので、その謎を解くためにこの夏実際に海を見てきました。結果、やっぱりわからなかったです。ただ、こんな大きくて未解明なものが世の中のど真ん中に横たわってるというのがとても感慨深かったですね。アピールポイントはボカロのスキャットです。

以上、「シュクルリ」の曲解説でした。なおCD版は10月20日ごろBOOTHにて発売予定です。最後までお読みいただきありがとうございました。